絵画・立体
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この度平野古陶軒では、2010年4月23日から5月2日まで「新しい美しさ」を開催する運びとなりました。今回の展覧会では、古いものと新しいものを取り合わせてお見せすることで、よりみなさまの美術の楽しみ方が広がってくことにつながればと思っております。生活の中の一場面を絵画や古美術を飾ることによって、豊かで深みのある空間がきっとうまれるはずです。
創業75年の古美術商から発信される現代美術と東洋陶磁のさまざまな提案をお楽しみください。

尚、 東京アートアンティーク(画廊と古美術商70店余りが参加するアートフェア、4月30日〜5月2日)に連動した企画となります。

東京アートアンティーク

<藤田勇哉YF186、漢 馬俑>




新しい美しさ in 東京アートアンティーク

会期 2010年4月23日(金)〜5月2日(日)
11:00 〜19:00  会期中無休
会場 平野古陶軒
東京都中央区京橋3-3-4
Tel: 03-6425-8260 fax: 03-6425-8261  
e-mail:info@kotoken.co.jp
入場料 無料
出品作品 有元容子3点、橋場信夫5点、藤田勇哉4点、
出品作品 滑川由夏2点、山田啓貴5点
出品作品 中国陶磁、李朝陶磁、ほか

主催    平野古陶軒


【ギャラリートーク】

実際に展示されている作品を通して、作品がつくられた時代背景や特徴を分かりやすく説明いたします。日々の生活をデザインする空間のつくり方や具体的な展示方法などもお伝えしていきます。
はじめて画廊を訪れる方も楽しんで頂ける内容です。

開催日時は下記の通りです(30分ほど)。
特に参加の手続きなどは必要ございません。ご希望の方は時間近くになりましたら来廊くださいませ。

4月30日(金)19:00 〜
5月1日(土)16:00 〜






すべてのひとの美術の出発点は、その作品が如何に心を揺さぶるかにあると思います。難しい専門用語を使った難解な概念の説明は、本来の目的である「楽しみ」を得ることの助けになりません。美術はみなさんの身近にあるものであり、人として生きていくために必要なエネルギーなのです。

長い時を経た美術品は、「今」という時間、「ここ」という場所に存在する必然性を持っています。その存在は力強く、しっかりと我々をつかまえてくれるようです。変化のめまぐるしい現代社会において、不変的で普遍的な美術品の存在意義(レーゾン・デートル)は人の心と暮らしを豊かに包みこむものです。一方、新しく生まれてくる美術品は、とても清潔で迷いのない赤ん坊のようです。その無垢な輝きは、無限な可能性を秘め、時に見るものを魅了し惑わせることさえあります。ガラスのように脆く、儚い、バランスの中で、自らの存在を証明しようとする姿は、我々の生活や生き方の刺激と希望を与えます。

古いものと新しいもの。
その組み合わせにセオリーやマニュアルはありません。
作品として本来持ちうる力を見極めながら、さまざまな挑戦と冒険によってかたち作られていくのです。なにもかもが自由な世界の爽快さと難しさを十分に堪能したならば、そこには新たな自分と新しい美しさが生まれていることでしょう。作品を知ることは自分を知ることでもあり、新たな組み合わせを見つけることは新しい自分を発見することにつながっているのですから。そこには専門的な技術や特別な形式はありません。ただ楽しむことがルールなのです。


   <撮影:木内海>